生産

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高品質な製品の安定供給のためのグループ連携

基本的な考え方

大塚グループの生産部門では、原料調達から生産、流通、販売に至るバリューチェーンのすべての過程をトレースできるシステムを導入し、原料資材の調達から販売に至るまで徹底した管理を行っています。

推進体制

2022年4月に大塚製薬の医療関連事業部門で設立されたCMC本部は、原薬と製剤の一貫した研究開発体制を構築することにより、前臨床試験から製品化までをシームレスに推進し、高品質な医薬品をより早く患者さんに届けることを目指しています。そして安定生産・供給を技術面で支えるとともに、剤形追加など、CMC技術を駆使した製品価値最大化を追求します。さらに部門の垣根を越えた人材交流や育成、また大塚グループ内での協業や、技術などに関する定期的な情報共有を行うなど、グループの強みを活かして活動しています。

  • Chemistry, Manufacturing and Control(原薬および製剤の化学、製造、品質管理)

グループ横断の「グローバル品質・生産・供給・環境会議」を開催

事業の成長に伴って製品や販売エリアが拡大する中、バリューチェーンの各部署が相互に理解を深め、連携を強化することを目的に、グループ横断のグローバル会議を毎年開催しています。
本会議の中で、生産活動における優れた取り組みを行った社員の功績をたたえる表彰式も実施しています。

教育体制

大塚グループの生産部門では、生産拠点ごとに年間の教育計画を策定し、安全衛生やGMPに関わる教育を行うほか、BCP、コンプライアンスの教育を定期的に実施しています。

技術者育成の仕組み

大塚製薬の生産本部では、グローバルに対応できる技術者ならびに将来のマネジメント人材の育成を目的に、2021年より新たな人材育成プログラムを開始しています。
技術のみならず社内の複数の関連部署の協力を得て、マネジメントに必要な研修行うとともに、国内外での工場研修を通じてグローバルで活躍できる人材を育成しています。

社員の改善提案活動の推進

大塚グループでは、各社ごとに独自の「改善提案活動」を推進しています。例えば、大塚製薬工場では社員から創意工夫に関する有意義な提案を広く募り、有用な提案を採用実施することにより、自社の発展とともに、社員の創意工夫などに対する意識の高揚を図ることを目的とした活動を長年にわたり継続しています。また、大塚化学でも安全・安心の確保による働きやすい職場づくりを目指し、社員からの改善策を募集し、改善事例の共有と好事例を表彰する大会を毎年開催しています。

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