大塚グループ コージェネレーションシステム、水素活用に向けた新設備の竣工式を開催 ~CO2削減を目指し最新技術を活用~
2024年4月24日
大塚ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:樋口達夫)は、子会社である大塚化学 徳島工場に設置したコージェネレーションシステム*1、および次世代エネルギーとして期待されている水素の活用にむけた新設備の竣工式を4月23日に開催しました。
大塚グループでは、事業活動におけるすべての環境負荷をゼロにするという2050年環境ビジョン「ネットゼロ」を掲げており、環境への取り組みにおけるマテリアリティを「カーボンニュートラル」「サーキュラーエコノミー」「ウォーターニュートラル」と特定しています。「カーボンニュートラル」においては、「2028年にCO2 排出量50%削減*2」を目標に掲げ、再生可能エネルギーの積極的な導入や効率的なエネルギー利用をグループ全体で推進しており、その一環として、コージェネレーションシステムの導入や再生可能エネルギーを活用して生み出された水素活用に向けた取り組みを行っています。
大塚グループは、今後も新しい技術やソリューションの活用を通じ、グループ一体となって環境負荷低減の取り組みを進め、脱炭素社会ひいてはサステナブルな社会の実現への貢献を目指してまいります。
*1:2024年1月29日大塚化学発表ニュースリリース「大塚化学 徳島工場の新たなコージェネレーションシステムが稼働」に概要を記載 *2:大塚グループ 2017 年比
水素活用に向けた新設備について
■目的:
カーボンニュートラルの実現を目指し、水素を活用した先端設備の運用
■概要:
再生可能エネルギーによる発電電力を利用して水を電気分解して水素を発生させ、水素タンクに貯蔵。それらを燃料電池や水素燃料ボイラ等の機器で利用するための設備。
■設備の概要図:
*本設備利用によるCO2削減量見込み:年間約4トン