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OTSUKAまんがヘルシー文庫 「くすりのおはなしの巻」発刊 ~子どもたちの健康リテラシーの向上を目指し、活動35年~

  • 大塚ホールディングス

2025年3月13日

大塚ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:井上 眞)は、「OTSUKAまんがヘルシー文庫『元気のお手伝い!くすりのおはなしの巻』」を発刊し、全国の小学校に寄贈しました。本活動は子どもたちの健康への寄与を目指して毎年行っているもので、1989年(平成元年)の創刊*から35年を迎える活動となりました。

OTSUKAまんがヘルシー文庫は、日本医師会、日本学校保健会の監修のもと、日本小児科医会の推薦を受け、毎年新刊を発行し、全国の公・私立の小学校や特別支援学校、海外日本人学校、国公立図書館などに寄贈している大塚グループの社会貢献活動です。毎年、体のつくりや健康・栄養に関するテーマを決め、医師や教諭などの専門家が構成を担当、著名な漫画家が楽しい漫画に描きおろしています。創刊から35年間に196人の専門家と、37人もの漫画家が制作に携わり、寄贈した文庫はおよそ130万冊となりました。

最新刊「元気のお手伝い!くすりのおはなしの巻」は、薬の役割や体内でのはたらき、正しい使い方など子どもたちに伝えたい内容を、6人の漫画家がオリジナルのストーリーで楽しくわかりやすく漫画にしています。章のまとめとして、理解を深めるためのクイズやすごろくのページを配し、子どもたちが得られた知識を自分の日常につなげる工夫を施しました。テーマに合わせて毎年募集している児童作品も各章の大切な要素として掲載され、ページを盛り上げています。

当文庫のWebサイトには、これまで発刊した35冊の漫画から約120編を電子化し掲載しています。子どもたちの興味に合わせて読みたい漫画を検索しやすくするとともに、季節や健康状況をふまえたお勧め漫画を提案して子どもたちの健康への関心と知識を深めています。また、学校関係者対象のページでは、当文庫を健康教育や教科学習に役立てていただくため小学校学習指導要領との対照表を作成し掲載している他、子どもたちが作品掲載を通じてヘルシー文庫づくりに参加できる「児童作品募集」の情報提供、学校現場との情報交換を目的とした「健康学習活用研修会」レポートの紹介をしています。活動35年の節目を迎え、今後も、文庫とWebサイトの充実をはかり、子どもたちの健康に役立つ活動を継続してまいります。

大塚グループは、‘Otsuka-people creating new products for better health worldwide’の企業理念のもと世界の人々の健康に貢献してまいります。

*大塚製薬株式会社が開始

【参考情報】
■OTSUKAまんがヘルシー文庫Webサイト (https://www.otsuka.com/jp/comiclibrary/)

■これまでに参加した漫画家 
赤塚不二夫、秋竜山、あべさより、石ノ森章太郎、一本木蛮、いわみせいじ、岡部冬彦、おぎのじゅんこ、おのえりこ、かなき詩織、幸月さちこ、小山賢太郎、里中満智子、鈴木太郎、鈴木義司、竹宮惠子、種村国夫、ちばてつや、所ゆきよし、永野のりこ、二階堂正宏、馬場のぼる、浜田貫太郎、林家木久扇、原子力、ヒサクニヒコ、前川かずお、前川しんすけ、まちやまみつひろ、松本零士、間部正志、百田まどか、やなせたかし、山口太一、柚月ナナ、横山ふさ子、横山隆一 (敬称略・50音順)

■取り扱ったテーマ例 
食と栄養、体のつくり(臓器)、体の不思議(仕組み)、病気、運動・スポーツと健康、けがと応急法、  感染症、健康と心、細菌・ウイルス、水と健康、地球環境と健康、生活習慣と体のリズム、健康診断、学校安全・交通安全・災害安全、100歳まで元気に、皮ふの健康、等